キャンピングカーの装備を考える サブバッテリー編

どうもアラフォー脱サラ予備軍のkeysです。まだ会社は辞めてません。

目次

サブバッテリーとは

今回はキャンピングカーのサブバッテリーについて考察していきます。
サブバッテリーとは簡単に言うと外部電源のない場所で電化製品を使うための電源(バッテリー)です。車にはエンジン始動や簡単な電装品を動かすためにバッテリーがもともと積んであります。しかしこのバッテリーの電気を使って車中泊をしてしまうと翌朝バッテリー上がりのためエンジンがかからないといった惨事に見舞われます。
そこで必要になるのがサブバッテリーです。灯りを点けたり暖を取ったりお湯を沸かしたりとサブバッテリーがあればキャンピングカーがモーターホームと言われるようにまさに家のような快適空間になるわけです。
しかしあくまでもバッテリーなので容量も限られますし設置スペースも必要になります。大容量のバッテリーを積めばその分スペースが必要で重くもなりコストもかかります。


バッテリーの種類

大きく分けると鉛バッテリーリチウムバッテリーの2種類です。この2種類の特徴は以下のサイトをご覧ください。


簡単に言うと鉛バッテリーリチウムバッテリーより性能が劣り大きくて重いがコストは安い。対するリチウムバッテリー鉛バッテリーより性能が良くてコンパクトで軽いがコストは高い。といった感じです。一昔前はリチウムバッテリーの安全性に疑問の声が多く出ていましたが、最近のリチウムバッテリーはリン酸鉄リチウム(LiFePO4)という材料を使うことにより発火などの危険性はほぼなくなっているようです。性能が段違いに良くサイズもコンパクトとなればリチウムバッテリーを選ばない手はありません。なのでkeysとしましては

サブバッテリー選び=リチウムバッテリー選び

ということになってきます。


候補となるリチウムバッテリー

今、個人が日本で購入できるリチウムバッテリーはオンリースタイルRENOGY JAPANのものが信頼のおけるものかと個人的には考えます。オンリースタイルは日本の会社、RENOGYはアメリカの会社でこれらのバッテリーは使用している人も多くどちらもBMSというバッテリーを保護する機能を備えているので安心して使うことができます。

100AH容量のバッテリーの値段を見るとRENOGYオンリースタイルの約半額なので断然RENOGYの方がお得です。サイズもRENOGYの方がコンパクトで、重さを見るとオンリースタイルの方は約23㎏に対しRENOGYは12.75㎏とこちらも約半分とRENOGYの圧勝です。

ということでサブバッテリーはRENOGYのものを使おうと思います。

参考までに中国のAliExpressなどでは100AHのリチウムバッテリーが500ドル前後で売られていますが、さすがにこれを試す勇気は私にはありません。


サブバッテリーの容量

A(アンペア)だとわかりずらいのでW(ワット)で話を進めていきます。
先ほど紹介した100AH容量のバッテリーはおよそ1200WHの容量となります。1200WH(ワットアワー)とは1200Wの消費電力のものを1時間使えるという意味になります。つまり100Wの消費電力のものだったら12時間使うことができるというわけです。
ここでkeysのキャンピングカーの使用環境を考えると一番電力を使いそうなものがエアコンです。

こちらの記事で紹介したようにエアコンを稼働させると600~1000Wの電力を使います。インバーター機能のあるエアコンですと室内が冷えれば省電力モードで稼働するのでここでは大体の消費電力をわかりやすく500Wとしたいと思います。エアコンの消費電力を500Wとすると1200WH(100AH)のバッテリー1つでは

1200÷500=2.4時間

たったの2.4時間しか使えません。3つあれば7.2時間となんとか睡眠時にも使えるでしょう。しかし余裕を持って4つ(400AH)は欲しいところです。
400AH容量のバッテリーをRENOGYで購入すると約40万円。重さはなんと51㎏。スペースにも苦労しそうです。

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