目次
はじめに
連日の猛暑に連日の大雨と変な天気ですね。
猛暑の日のキャンピングカーにエアコンは必須ですが、エアコンを動かすサブバッテリーを充電するためにソーラーパネルを装着しようと考える人は多いと思います。
そんなソーラーパネルについて今回は考察していきます。
ソーラーパネルの種類
大きく分けて固定式とフレキシブルタイプのソーラーパネルがあります。
固定式:街中や家の屋根の上でよく見かけるソーラーパネルです
フレキシブル:薄い曲がるタイプのソーラーパネルです
固定式のメリット
- 耐久性がある
- フレキシブルタイプに比べ発電量が大きいタイプが選べる
- 屋根と隙間を設けて設置した場合、ソーラーパネルが日除けの役目をしてくれる
やはり一番のメリットは耐久性ではないでしょうか。固定式ソーラーパネルの上面はガラスで覆われておりサイドはアルミフレームでしっかり守らています。出力保証25年というパネルも珍しくありません。
また、選択肢も多く様々なメーカーから様々な発電量のものが出されています。
そして、ソーラーパネルが日除けになってくれるので屋根が直射日光で熱されなくなります。
固定式のデメリット
- 重い
- 高さがでる(車高が上がる)
- 取り付けに工夫が必要
耐久性を上げている分やはり重くなります。キャンピングカーの場合屋根に取り付けることが多いですが重いものを高いところに取り付ければその分重心が上がり走行性能に影響が出てきます。
また、パネル自体の高さがあるため車高が上がり立体駐車場に入れられなくなったり車検の問題も出てくるかもしれません。
そして取り付けるにはキャリアを用いたり工夫が必要となります。そのせいでさらに車高が上がってしまいます。
フレキシブルのメリット
- 軽い
- 薄い
- 曲面に取り付けられる
見ての通り薄くて軽いです。高さもほとんど出ません。キャブコンのバンク屋根のような曲面にも取り付け可能です。
フレキシブルのデメリット
- 固定式に比べ耐久性がない
- 選択肢が少ない
- 屋根に直付けする場合、熱の影響を受ける
軽く薄く柔らかく作られているため当然耐久性は固定式に比べ低いです。
また、固定式に比べ選べるメーカーや発電量が限られます。
そしてバンコンの屋根のような鉄板に直付けする場合は熱の影響を直に受けるので耐久性も発電量も落ちてしまいます。
取り付け方法
固定式の場合:ルーフキャリアやアルミフレーム、ブラケットなどを使用して取り付けます。
フレキシブルの場合:両面テープで止めてから端をコーキングします。ブラケットを使用する場合もあります。たまにマグネットで固定してる人もいますが走行中に飛んでいかないのか心配です。
まとめ
ということで簡単にまとめると
固定式:耐久性◎ 出力◎ 重さ× 高さ× 設置の自由度× 熱の影響◎
フレキシブル:耐久性× 出力△ 重さ◎ 高さ◎ 設置の自由度◎ 熱の影響×
熱の問題を考慮すると屋根が鉄板のバンコンには固定式。屋根がFRP製のフルコンやキャブコンにはフレキシブルって感じでしょうか。