EFDELTAをキャンピングカーの外部電源として使ってみる

目次

はじめに

アドリアさんが納車されましたが未だサブバッテリはデフォルトの鉛バッテリーのままでインバーターの取り付けもしていません。全て購入してそろえてはいるのですが上手にインストールするためには相当な労力と知識が必要になる予感がします。販売店に頼むか悩みどころです。

しかし、とりあえずそんなものなくても車内で電気を快適に使う方法があります。

それは外部電源です。外部電源に繋いでさえいれば車内で電気が使い放題でコンセントも使うことができます。ですので最近はもっぱら家の駐車場で外部電源を繋いで車中泊ごっこをしています😊

外部電源としてEFDELTAに繋いでみた

将来的には400Ahのリチウムバッテリーと1500Wインバーターの組み合わせをメインとして運用していきますが、EFDELTAが予備電源としてどれだけ使えるのか興味がありますので検証してみます。

以前の記事でEFDELTAについて説明してありますのでこちらをどうぞ。

EFDELTAをこんな感じでキャンピングカーへと繋ぎます。

画像は2個使っていますが使うのは1つです。

こんな感じで窓からコードを引き入れて車内のEFDELTAに繋ぎ照明やFFヒーター、電化製品などの消費電力を見ていきます。

検証①繋ぐだけ

驚いたことに外部電源として繋いだだけなのに150W近くを消費しています。まだメイン電源は入れていないのにです。メイン電源を入れなくても外部電源に繋ぐと車内のコンセントは使えるようになるのですが今のところアドリアさんの車内コンセントに繋いであるのは23インチモニターだけです。モニターの待機電力がこんなに食うわけもありません。

検証②メイン電源オン

メイン電源のスイッチをオンにしました。コントロールパネルにコンセントのマークが表示されていますので外部電源が繋がれているということを表しています。

この時の消費電力は159W。メイン電源を入れるとおよそ10W消費する計算です。

検証③照明オン

車内の照明を全てオンにしました。

この時の消費電力が218W。照明だけでおよそ60W消費していることがわかります。

検証④ナビ&Fire TV Stickオン

ナビとFire TV Stickをオンにしました。ナビは取り付けてもらう際にエンジンをかけていなくてもスイッチでサブバッテリーや外部電源から使用できるようにしてあります。

この時の消費電力は254W。ナビとFire TV Stickだけだとおよそ40W消費します。

検証⑤冷蔵庫オン

わかりやすいようにMAXパワーで冷やします。普段この冷蔵庫はサブバッテリーから12Vで動きますが100V外部電源でももちろん動きます。

この時の消費電力は296W。冷蔵庫単体での消費電力はおよそ50Wですが使用環境でこちらは変化しそうです。

検証⑥FFヒーターオン

うちのアドリアさんにはwebasto製のFFヒーターが標準で取り付けてあり軽油で作動します。軽油で作動しますが若干の電力も消費します。

この時の消費電力は326W。FFヒーター単体でおよそ30Wの消費です。

検証⑦昇降ベッド作動

ベッドの昇降はけっこう電気を使うという話を聞いていたので検証してみました。

下げ時は331W。上げ時が354W。下げ時は5W。上げ時はおよそ30Wの消費です。思っていたよりは少なかったです。

検証⑧フロアヒーターオン

全ての電源をオフにした後、フロアヒーターがあったことに気づき慌てて検証しました。ですのでフロアヒーターだけの使用です。

メイン電源オンで何も使用していない状態の電力が130W。何故かさっきより低いです。

そしてフロアヒーターオン時の消費電力が285W。フロアヒーター単体の消費電力が155W。正直1000Wくらいいくのではと思っていたのでびっくりです。この程度の電力ならサブバッテリーからでも使えそうです。

まとめ

ベッドの昇降は一時的なので除外するとしてフロアヒーターまでの装備品を全てオンにするとおよその消費電力は480Wという結果になりました。FFヒーターやフロアヒーターは冬季限定ですが、これらを全てEFDELTAで動かすとすると

1295÷480≒2.7

2時間40分程度動かすことができるという結果になりました。常時全ての電源をオンにしているわけではないので実際はもっと長時間使えそうです。

予備外部電源としてこれだけ使えるEFDELTA。恐るべき性能です。

追記:外部電源としてつなぐだけで電力を消費している現象はサブバッテリーを充電しているものと思われます

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