キャンピングカーの装備を考える 走行充電器編②

目次

はじめに

暑いですね。

真夏の炎天下の中、キャンピングカーの車内で快適に過ごすには家庭用エアコンが欠かせませんし、その家庭用エアコンを動かすにはサブバッテリーがしっかり充電されている必要があります。そのサブバッテリーへの充電は、一度家を離れると出先で外部電源を繋ぐ以外、基本走行充電に頼るしかありません。

そこでうちのアドリアさんは走行充電器にCTEKを使っているわけですが…

CTEKの性能は

上記リンクでもCTEKの紹介をしていますがCTEKはD250SE単体で20Aの充電ができ、さらにSMARTPASS120Sを繋げると最大140Aで充電できるという数字だけ見ると突出した性能を持っています。お値段も高いです。

ですがこの最大というところがポイントで、アイドリング時や走行中は基本20Aでしか充電してくれません。

アイドリング時のCTEK

では、いつSMARTPASS120Sが仕事をしてくれるのかというと、うちのアドリアさんの環境下では走行中下り坂等でアクセルを離すと充電電流が70〜90Aあたりまで上がりSMARTPASS120Sが動作していることがわかります。
たまにサブバッテリーの容量が少なく電圧がかなり低い時はアイドリング中でも30〜40A出たりしますが、はっきり言ってSMARTPASS120Sが動作する条件がよくわからないし厳しすぎます。

この2年でいろいろ試行錯誤しましたが、結局うちの使用環境下ではCTEKはSMARTPASS120Sを繋いでも20A+αでしか充電することができませんでした。

RENOGYに取り換えてみました

そこでダメもとでRENOGYの【DCCシリーズ 走行充電器12V 50A MPPTチャージコントローラー内蔵】という走行充電器に取り換えてみました。

DCCシリーズ 走行充電器12V 50A MPPTチャージコントローラー内蔵

ちょうどセールをしていたので26,000円です。なんとCTEKのおよそ1/4の価格です。

RENOGYの実力は

配線はそのまま利用し充電器をCTEKと取り換えます。
右から伸びている赤と黒の配線は気にしないでください。(後で記事を出します)

アイドリング時のRENOGY

RENOGYはエンジンスタートして15秒後には47Aで充電してくれています。
走行時も試しましたが安定して50A近くで充電してくれていました。

結論

RENOGY圧勝です。価格は1/4で性能は倍以上。
何日か使用していますが全く問題ありません。

なんで最初からRENOGYにしなかったのか…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です