格安中華リチウムバッテリーをレビューする part.2

目次

はじめに

以前、Aliexpressで購入した200Ahの格安リチウムバッテリーをこちらでレビューしました。

この記事で紹介したようにこの格安リチウムバッテリーは購入してそのまま使用すると危険です。じゃあこのリチウムバッテリーはダメなのか。そんなことありません。ターミナルへつながるケーブル問題さえクリアしてしまえばコスパ最高のバッテリーです。

もう一つ買っちゃいました

そういうわけでこのバッテリーをもう一つ買っちゃいました。200Ahが2個で合計400Ahになります。なぜこのバッテリーをそんなに好むのかというと価格とサイズです。この格安リチウムバッテリーは400Ahで価格およそ14万円。オンリースタイルで400Ahのリチウムバッテリーを購入するとおよそ66万円もします。renogyで100Ahのものを4つ購入してもおよそ42万円と、格安リチウムバッテリーがいかに破格かがわかります。
また、サイズですが格安リチウムのほうは1つのサイズが320×240×155㎜とかなりコンパクトでシート下に2個納めても余裕です。

そこで、この価格でこのサイズだと本当に容量が200Ahあるの?という疑問が出てきます。

容量をテストしてみた

200Ahのバッテリを2つ並列につなぎ400Ahとします。同じバッテリーなのにターミナルの位置が異なるのはご愛嬌😄
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは12.8Vなので
400Ah×12.8V=5,120Wh
となります。

こんな感じで充電器とインバーター、バッテリーモニターにつなぎ満充電にしてからセラミックファンヒーターを動かします。セラミックファンヒーターがおよそ1000W電力を使うので
5120Wh÷1000W≒5時間
計算上では400Ahのバッテリーでこのセラミックファインヒーターは連続5時間くらい駆動できるはずです。

実験結果

4時間以上駆動できました。実は4時間経過した時点で実験を終了しています。なぜかというと、完全放電してしまうとバッテリー寿命を縮めてしまうからです。
1000W×4時間=4000Whは取り出せたことになります。

300Ah使用時

リチウムバッテリーは12Vを切るとそこからの降下が速いのであと1時間使用できるかは微妙なところですが少なくても30分くらいはまだ使用できそうです。

ということで完全に使い切っていないので正確なことは言えませんが5000Wh近くは取り出すことができそうです。

まとめ

価格とサイズを考えると満足できる結果です。

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